少し肌寒くなってくると、煮込み料理が食べたくなる。
クリームシチューはその代表のように思える。
クリームシチューの残りをどう食べる?
夜はいつもご飯を炊くのだけれど、シチューの日は迷う。でも結局炊いて、ご飯はご飯で納豆や漬物と食べ、シチューはシチュー単体で食べている。
ちょっとチグハグな食べ方に、あまり納得していないのだけれど惰性でそうしてしまっている。
大きめの鍋で作って、次の日も食べることが多いので食べ方を工夫したかった。
そもそも洋食なので、パンと食べればよい話なのだ。
そこで、次の日にバケットを買ってきた。
メインはシチューなので、バケットを買い足すだけなのが良い。
バケットをスライスしていって、トースターで断面をこんがりと焼く。
平皿に高さを出して盛り付けてみて、パリの日常風景ってこんな感じなんだろうかと思ってみたりする。
パンは木のカッティングボードにのせると雰囲気が出るけれど、今回マットな黒いお皿にのせるのも結構いいなと思った。
写真の黒いお皿はインマイバスケットで買いました。オリジナル商品だそうです。
バケットといえばメゾンカイザー
今回食べたバケットは、近くのスーパーでささっと購入したものだけれど、できればメゾンカイザーのものが良かったなと思う。
メゾンカイザーというのはフランスパンが有名なパン屋さんだ。
テレビ番組でも取り入れられるし、全国に約30店舗展開されているらしい。都内なら六本木の東京ミッドタウンや、日本橋のCOREDO室町にあるのは知っていた。
実は創業者は木村屋の跡取りだったらしい。あんぱんではなく、バケットというのは時代の先読みだったのかもしれない。レシピ情報へのアクセスが簡単になったので、パンに合う食卓の再現しやすくなった。そしてSNSの写真に映えるのも、パンがあるテーブルだと思う。
実はメゾンカイザーの食パンしか食べたことがないのだが、何もつけずに食べても十分美味しい。一斤買って切らずにちぎりながら食べたい。
「ご褒美バケット」と言われているくらいだから、バケットにも期待が募る。
今度のシチューは、メゾンカイザーのバケットと一緒に食べると決めた。
パン食を彩る道具たち(おまけ)
パンの食卓作りに映える道具を実店舗や記事で、よく目にする。
例えば北欧暮らしの道具店では、「パンの道具たち」というサイト内のフェアでスウェーデンのカッティングボードや、野田琺瑯のバターケースなどを売っている。
そのフェアと関連した記事で紹介されていた、パンの食べ方の美味しそうなこと。
大久保ハウス木工舎は、パン専用のお皿も売っているみたい。
中心に向かって放射状に施された彫り跡。 トーストと皿が面ではなく、点や線で接するので、蒸れにくく、最後の一口までカリッとした食感を保てます。
ちゃんと考えられたすごい設計だなと思う。職人でありながらも、プロダクトデザイナーなんだなと思う。
今度シチューを食べるときは、周辺のものもこだわってみよう。
楽しいシチュータイムになりそうだ。
0コメント