プレゼントでお菓子をもらう時、これは良いものをもらったというのは紙袋でわかります。
わざわざデパートや路面店で買ったんだろうなと思うと、相手の心遣いが伝わってきて、これはコト消費なのだろうなと思ったりします。
今回は、もらって嬉しかったフォンダン・オ・マロンのお話です。
箱の中に入っていた小さなリーフレットにこんなことが書いてありました。
『代表的な日本の栗のお菓子「栗きんとん」に負けない美味しさをぼくが得意とする焼き菓子で表現したい。』そんな思いから、日本人ならではの感性を活かし、フランス菓子ではほとんど使われることのない和栗を用いてアオキが生み出した「フォンダン オ マロン」。
和栗を使うところに、作り手の情熱が感じられます。
パティスリー・サダハル・アオキ・パリというお店の名前は知っていました。カラフルなチョコレートも有名で、パリを代表するパティスリーの一つともいえます。日本にも東京と名古屋にあわせて5店舗展開されています。
そして、おのお菓子「フォンダン オ マロン」ですが、リーフレットに書いてあった通り洗練された栗の洋菓子です。
和栗は荒く砕いて生地の中に埋め込んであるのかなと思ったら、そうではありませんでした。
おそらくペースト状になって生地と融合しています。
食べる時は、ほろっと崩れるくらいやわらかく、それでいてしっとり。この滑らかな感じは白餡と蜂蜜のせいかなと思いました。マロンのお菓子が得意でない人でも好きになる可能性が大きいです。
プレゼントに相応しい、上品な逸品です。
パッケージもシンプルながら、洗練されていて素敵です。小包装になっているので食べやすいですね。
しっかりとしたものを渡したい時は、こちらをおすすめします。わかる人であれば「あ、パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」とすぐにピンとくるはずです。
サイトで調べたら、焼き菓子のカテゴリーではなく「マロン」単体でカテゴリーになっていました。ここでも、このお菓子への意気込みが感じられます。
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