ある日『たいめいけん』の食べログを見ていたら、ピンク色の広告バナーが目に入ってきました。
「期間限定 三角チョコパイいちご ¥150」という文言と、ピンク色の背景と三角チョコパイの画像だけ。タップはしませんでしたが、三角チョコパイに心を奪われて次の日に買いました。
鮮やかなピンク色のいちご模様が入ったパッケージも可愛い。いちご味とチョコ味を一つずつ買うと合わせた時にハートマークができるらしいけれど、二人ともいちごが食べたい時もあるよね。
そして半分に切ってみると、中もピンク色で、幸せな気分になりました。
写真を撮るとクリームが少ないように見えますが、食べてみるとパイとの比率がちょうどいいことがわかります。
テイクアウトした時は、家のオーブントースターで軽く温めてみて下さい。表面のパリパリ感と、温かさが復活してとても美味しく食べられます。
マクドナルドは基本的に安価な値段で提供してくれますが、例に漏れず三角チョコパイいちごも150円とロープライスです。
きちんとしたホームパーティーにはそぐいませんが、友人同士の気軽な集まりであれば数個買っていって、トースターで温めてもらえばいい感じのデザートになりそう。浮いたお金でもう一品お土産にすることもできそうですし。
どのようなシーンに最適かを考えると、値段以上の豊かさが手に入りそうです。
本当のコストパフォーマンスとはなにか?
以前、『自遊人2018年2月号(これからのリゾート。)』という雑誌の中でこのような記述がありました。
もしもコスパを「原価に対する支払い額の少なさ」と見るならば、坐忘林(リゾートホテル)のコスパは恐ろしく高いことになります。と同時に、日本の高級旅館も高級レストランも、実はコスパは圧倒的に高いのです。
何となく安くていいものみたいなイメージが定着した「コストパフォーマンス」という言葉。
本当はそうではなかったと、新ためて目を覚まさせてくれました。
そしてコスパとは、極めてパーソナルで気分にも依存するものなのではないかと思います。
例えば、いいお天気の日出かけていて少し小腹が空いた時気軽に書いたいおやつには、マクドナルドの三角チョコパイのコスパはとても高いです。
でも、何かお祝いの席で渡す手土産に三角チョコパイのコスパは高いでしょうか?
つまり、コスパというのは満足度/値段で示される可変的で複雑なものなのです。
味の好みは人それぞれですし、食べ物にどれくらい投資するのかも人によります。
味という感覚も変動的で、体調やその時市場に出回っているものなど様々なものに左右されます。
でも自分なりにコストパフォーマンスの高い低いを考えることで、貨幣数値には表れない満足度を得られるのではないでしょうか。
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